ぼっちちゃん仕様のPacifica 611 は宮地楽器で売ってるという話
my new gear...
ぼっちちゃんのギター?
原作漫画2巻、アニメでは一期12話でぼっちちゃんが黒い金で買う(誤解)のが
YAMAHA Pacifica 611 VFM TBLです。
なんとYAMAHA Guitar Japanさまよりぼっち・ざ・ろっく!を確認されている旨をご連絡頂きました、ありがとうございます!恐縮ながら主人公と、呑んだくれが使用させて頂いております( ◜︎◡︎◝︎ )✨
— はまじあき🎸アニメ放送中📺 (@hamazi__) July 16, 2021
実はPacifcaはカタログに無いちょっとした作中仕様であったり、といったような設定があります🙏 https://t.co/x9T3cWGvMH pic.twitter.com/MUlCNN4gXT
※よく612と間違えられるけど、PUがシングルとハムだから611ね
ただしカタログモデルから以下のカスタムがされています。
- ピックガードをベッコウ→ブラックに変更
- フロントピックアップカバーをクリーム→ブラックに変更
- リアピックアップのエスカッションをブラック→シルバーに変更
(細かいこと言うとナットやストリングガイドも変えてるかも)
どうしたらぼっち仕様にカスタムできる?
問題はブラックのピックガード調達
前述のカスタムのうち、汎用パーツが流用できないのがピックガード。
入手するにはいくつかの手段が考えられる。
- 塗る: 耐久性に懸念。ピックで削れるよね…
- 自作する: かなり技術と工具がないと無理。
- 特注する: 2万円くらいかかる
- ヤマハかどこかが交換部品として出して無いか探す: 買ってきて取り付けるだけなので簡単、仕上がりも完璧。
→個人的には4の方針でいきたい。
ヤマハにはブラックピックガードは無い
ブラックのピックガードが無いかヤマハに問い合わせた所、以下の回答をもらった。
Pacifica 611 VFMのオリジナルのピックガードについては補修部品として取り扱いはございます。
PACIFICA611VFMを購入される店舗にて、ご用命くださいませ。
ただ、カラーバリエーションが異なるPacifica 611 VFM用ピックガードについては、弊社としてはご用意しておりません。
ここで、Pacifica 611 VFMの純正ピックガードはベッコウ柄しか無いため、カラバリで黒は無いことがわかる。残念。
宮地楽器のオリジナルカスタムを狙え
失意のままにインターネットをさまようよろいになっていたところ、宮地楽器ららぽーと立川立飛店でまさにぼっち仕様のパシフィカを発見。
(画像は宮地楽器オンラインサイトより引用)
※2022/12/22現在、宮地楽器のサイトからこのページが削除されています。
サイトを見た時はSOLD OUTだったけど、ダメ元で問い合わせてみたら入荷予定があるそうで、運良くゲットすることができました😇
今後の入荷予定は宮地楽器に直接問い合わせてほしいけど、ぼっち仕様を諦めようとしてる人がいたらこの記事が参考になれば幸いです。
どうしてこの車買っちゃったんですか(俺愛車遍歴)
振り返るとオレは何故だか「絶対買わないwww」と思ってた車だけを買ってきている。ナンデ?
- 1台目: トヨタ MR-S(前期Sエディション 5MT)
- 買わないと思ってたポイント
- 買うきっかけ
- 買って良かったポイント
- 2台目: メルセデスベンツ 190E 2.5-16(5MT換装)
- 買わないと思ってたポイント
- 買うきっかけ
- 買ったら良かったポイント
- 3台目: BMW 130i Mスポーツ(E87 6MT)
- 買わないと思ってたポイント
- 買うきっかけ
- 買ったら良かったポイント
- 4台目: シトロエン C4ピカソ(初代・後期6EGS)
- 買わないと思ってたポイント
- 買うきっかけ
- 買って良かったポイント
- 5台目: スバル フォレスター(SKE B型)
- 買わないと思ってたポイント
- 買うきっかけ
- 買って良かったポイント
- まとめ
1台目: トヨタ MR-S(前期Sエディション 5MT)
買わないと思ってたポイント
買うきっかけ
セリカGT-FOURを買うつもりで中古車屋に行ったのに悪友が「2座オープンなんて若い今しか乗れないゾ…」とか言うからつい…
買って良かったポイント
けいおんのラジカセ: SONY CF-1980MarkⅡ ベルト交換
ラジカセ修理の花形といえばベルト交換だよね(?)
やってみたら正解ルートは意外と簡単だったけど、正解に辿り着くまでに試行錯誤をしてしまったのでここに書き留めておく。
今回やること
SONY CF-1980 MarkⅡに3本あるベルトのうち、テープの走行に関係ある2本を交換する。
残りの一本は表のカウンター用だが、これは交換作業が面倒で再起不能になるリスクがありそうなのでやらない。
必要なもの
工具:プラスドライバー、マイナスドライバー、ピンセット
部品: 交換用のベルト。
今回は適当なやつをAmazonで調達した。
下記のサイトに正しいサイズが書いてあるので参照されたし。
CF-1980の修理 (2): SONYラジカセ 「CF-1980」購入記
※上記サイトではベルト交換の際にテープメカの取り外し(大変な作業)をしているが、ベルト交換だけならそれは不要。
分解する
①裏蓋を外す
下図の6箇所のネジを外すとバコっと取れる。
②基盤を開く
下図2つのネジを外す。
すると基盤が扉のように開く。
③板1を外す
基盤を開いたところ。
下図2つのネジを外す。
※画像ではリーフスイッチを外しているけど外さなくてよい。
④板2を外す
下図3つのネジを外す。
マイナスドライバーが必要。固いので舐めないように注意。
これでベルトとご対面。
ベルト交換する
①ベルトを外す
下図2本のベルトを外す。
劣化しまくってノビノビのノビになってた…
②新しいベルトをつける
取り外したベルトを参考に、適切なサイズのベルトを選定する。
下図、上が古いベルトで下が新しいベルト。
なお2本のベルトは径が異なる。
で、元通りにベルトを取り付ける。
ピンセットが必要。
テープ走行スピード調整
テープを再生してみて速度がおかしい場合、下図の位置にある半固定抵抗をマイナスドライバーを突っ込んで回して調整する。
拡大図。
満足いくまで調整したら元通りに組み立てて完了。
なおベルトは束で売ってるので一度買うと一生分ラジカセ修理できる量が手元に残る🤔
おわり
骨伝導スマートサングラス ZUNGLE Panther & V2 Viper 比較レビュー
ネットひろしと言えどZUNGLEのスマートグラスを2代とも買うへんたいふしんしゃはそういないと思うので比較結果を記録しておこうと思う。
これは何?
サングラスに骨伝導Bluetoothヘッドホン機能をつけた、広義のスマートグラスのはしり。ZUNGLE社製。
いまやAmazonで音楽再生できる中華サングラスなんて星の数ほどあるけど多分これが一番早いと思います(フラグ)。
初代のZUNGLE Panther(写真左)が2017年くらいに出て、後継機のV2 Viper(写真右)が2019年くらいに出た。
本記事中ではレンズが透明な方が初代Panther, イエローの方がV2 Viperと見分けてほしい。
ZUNGLE共通の特徴:OALKEY Frogskinsのレンズが使用可能
オレ的最大の推しポイントはこれ。OAKLEY Frogskinsは純正・互換品問わず多数の交換レンズが出回っているので、好きな色や機能(偏光など)のレンズを入れられる。他社のスマートグラスだと専用レンズがほとんどなのでこうはいかない。
画像の透明レンズも実は調光レンズ(明るいところでは黒くなる)にしてあるのだ。
装着感比較:V2 Viperの圧勝(神)
Pantherはアレだ、孫悟空の頭の輪っかだ(緊箍児というらしい)。締め付けが猛烈に強くて何の罰かと思う。オレも頭が小さいとは言わないけど(バイクのヘルメットは59cm)、こんなん顔の細い欧米人向けかよ!
上図はPantherのテンプル。左端のゴム部分が骨に音を伝える振動部なので、ここを頭に押し付けるために猛烈な締め付けとなっている。
対してViperでは振動部が耳の前あたりに移動している。実はこれがPanther持ってるのにViperを買った最大の理由である。
テンプルの幅を比較するとこんなに違う。もちろん狭い方がPanther。あまりにきつくて頭が痛くなるし、取り外し時に無理な力がかかる原因にもなっている(実は1個目を壊したので2台目)。
Viperの方はなんの苦もなく快適に装着できる。いずれにせよきつさは顔の大きさに依るところだとは思うが、他所でもPantherばりきついって言ってる人いたのでそういう事です。
音質比較: 初代Pantherの勝ち
まず骨伝導ヘッドホン共通の特徴として
- 耳を塞がなくても音が聴こえるメリットあり
- ちゃんと音質を語れるような音は出ない
- 盛大に音漏れする
というのはZUNGLEも同様。(や、最新の骨伝導ヘッドホンは良くなってるのかも?しらんけど)
というわけで音質を語ってもしゃあないんだけど、それでもPantherの方が低域が出て音量も大きく感じる。その代償の緊箍児なわけかもだけど。
V2 Viperもクリアでラジオ聴くぶんには問題ないよ。
充電のしやすさ: 初代Pantherの勝ちかな?
PantherとViperは充電ケーブルが大きく異なる。
まずPantherは一般的なmicroUSB端子。テンプルを折ったところに端子がある。
実はこいつが曲者で、端子が狭い場所にあるためケーブルを選ぶ。付属の純正ケーブルはもちろん使えるけど、厚みのあるプラグは奥まで刺さらない事がある。あとそのうちゴムカバーが千切れそう。
これに対してViperではなんとワンタッチの専用ケーブルに!劇的に充電しやすくなったぞ!
…いやいやいや、専用ケーブルはガジェットが一番やっちゃいけない禁忌じゃないっすか…そのケーブル無くしたり壊した途端にViperが文鎮化だぞ?
個人的には刺しにくとも汎用性を持たせたPantherの勝ち。
その他の違いなど
ハードウェア構成
そりゃ違うんだけど、大きな特徴は
- Pantherは左右のテンプルが電線で繋がっている
- Viperは左右が独立している
おそらくViperは左右両方にバッテリーも制御基盤も同じように積んでると思われる。その証左に電源ボタンが左右に独立してあり、なんと電源ON/OFF時には両方のボタンを同時押しする必要があり、しかも左右が微妙にズレたタイミングで立ち上がってくる。なんだこれ変態か。
Bluetooth接続時の電子音
Pantherは電子音ポペピだけど、Viperは音声でPower On/Offって言ってくれます。まあどっちでも。
余談: そもそもいつ使うの?
一番使うのはサイクリングする時にラジオ聴いたりする。アイウェアと骨伝導ヘッドホンをいっしょに着けるとわやくちゃになるからね。
ちょっとゴツいサングラスとして普段使いもできるんじゃないでしょうか。引きこもりなのでわかりませんが。
まとめ(ではない)
どの観点に重きを置くかは人それぞれだけど、やはり個人的には圧倒的に装着感の良くなったV2 Viperの圧勝であります。Pantherくんの締め付けはいかんよ。
ちなみにスマートグラス大好きおじさんなので他にも語りたいネタがあるよ!またいつか。
iLoud Micro Monitor比較レビュー(なぜかBOSEばっかり出てくる)
おことわり:この記事は個人的な備忘録です。読んでも長いし面白くないよ!
IK MultimediaのiLoud Micro Monitorを買った。
拙者ヘッドホン侍であり楽器練習やDTMではほとんどスピーカーを使わない。ただ聞くところだとモニタースピーカーを使った方がなんか具合が良いらしいじゃないの。
うちには(この記事で見ての通り)モニタースピーカーとして使えるものが無いのでかねてから欲しいと思っていたその矢先、愛用のBluetoothスピーカーが壊れてしまった🥺
そんなら、普段のリスニングにも使えるモニタースピーカー的なの買ってみようかなと思った次第。
友人ら(n=4)に“モニタースピーカーの”おすすめを尋ねたところなんと50%の得票を得たのがiLoud Micro Monitorでした。試聴に行く暇もないのでエイヤで購入。
毎度お世話になってます♡
で、せっかくなのでここで家のスピーカー類と比較試聴してみた。
試聴時に気にするポイント
今回はリスニング用途として聴き比べた。モニター用途はまた今度。
- 周波数特性: フラットかどうかなんて聴き分けられないけど、少なくとも上と下がどこまで出るかは見る。
- 定位: 定位がぼやけてると気持ちよく聞けないのでまずそこ。できれば正確な定位をしてほしい。
- 利便性やデザインなどは二の次。
試聴音源
- L.O.T(Love or truth)/m-flo: 冒頭のバスドラのドゥーン…で低域がどこまで出るかを見る。ハイハットが点から聴こえるかどうかでで定位がぼやけてないかを見る。
- Better together/Jack Johnson: タモリ倶楽部で試聴に使ってたから。ベースが特定の音程で共鳴しないか見る。あとボーカルの質感とか。
- 心を開いて/ZARD: 大体どんなオーディオでも気持ちよく聴ける。これが気持ち良くなかったら相当ヤバい。
- M@STERPIECE/765PRO ALLSTARS: 複数名のボーカルが異なる位置に定位してるので、それを聞き分けられるか定位の正確さを見る。伊織と亜美の位置を聴き分けられるか。
①BOSE Soundlink mini Ⅱ
一時Bluetoothスピーカー売上ランキングのトップに君臨し続けためちゃんこ売れたやつ。2015年発売。
- L.O.Tはドゥーンあんまりしない。
- Better togetherはかなりひどいな。ベースが特定の音程のときにブーミーな音が出る。
- 心を開いては中々気持ちいい。
- 左右のスピーカーが近いので定位に関しては評価できない。
- 大きいスピーカーと比べちゃうと、低域はやっぱり無理やり出したことの弊害が出てる。でもこの小ささ、バッテリー駆動で、大抵の曲は気持ち良く聞けるのはさすがの魔法だと思う。
②BOSE Soundlink Ⅲ
BOSEのラインナップ上はSoundlink miniの上位互換的なやつ。2014年発売。
実は故障中(パッシブラジエーターから異音がする)ので思い出しながら書く。
- L.O.Tのドゥーンはやっぱりあんまりしない。相当でかいスピーカーじゃないとキツイよなあ。
- Better togetherでは変なベースの共鳴が少しあるが、前述のmini2よりはマシ。あとボーカルやアコギの艶やかさが比較的ある気がする。
- 心を開いては気持ちいい。やっぱ中高域が余裕を持って鳴らせてる感じ。
- Soundlink mini2と同様定位については触れない。mini2の上位互換かと思いきやいざしらず、パッと聴きのまとまり感はmini2の方があったりする。いずれにせよ小さいのによくやってるよね。
③BOSE Companion2(ジャンク)
2005年発売。PCでの利用を想定した実売1万円のお買い得機種。ジャンク修理品なので本来の実力を発揮できていない前提で…
- L.O.Tはドゥーンが全く出ない。mini2と同じくらい。ハイハットの定位感は悪くない気がする。
- Better togetherでは変なベースの共鳴は目立たない。これまでのスピーカーより多少大きいユニット(約2.5インチ)からくる余裕か、そもそも無理して低音出そうとしてないのか。
- 心を開いては気持ち良い😇
- M@STERPIECEの定位感は、後述の101ITよりは悪くない。ちゃんと分かれるべきところは分かれてる。
- 音域的にはフルレンジ一発で設計の古いDSPとバスレフで頑張るのは難しかったか。でもちゃんとステレオスピーカーらしい音場の広さみたいなものがあって、レンジも狭いのに101に似て不思議とリスニングに心地よい音がする。
④BOSE 101IT
ファッション店なんかで天井から吊られてるアレ(のイタリアかぶれした版)。1988年発売の最古参。普段はサブウーファーも繋いでるけど今回は単品で聴いてみる。本当は専用アンプで鳴らすべきらしいけど無いのでソニーのアンプ。設置場所も不利な条件ながらベストセラーの意地を見せるか。
- L.O.Tのドゥーンは若干感じる。無理して出してる感はないので好印象。
- Better togetherも特別つややかって感じじゃないけど聴きやすい音。変な共鳴はない。
- 心を開いては…いい。
- M@STERPIECEで定位を確認。うーん聴き分けはできる気がするけど厳しいな…て感じ。
- レンジ感も狭く団子になってる気がするけど、不思議と不快な音じゃない。BGM最強と言われるだけある、気がする。
⑤BOSE MM-2
点音源に限りなく近い超小型サテライトスピーカーとサブウーファーからなるシステム。正確な発売年次は不明(1997年頃)。スタパ齋藤氏が酷評してた。なおこれだけ別室に完全に取り込まれて「…シテ…コロシテ…」状態だったので別室で試聴。
- L.O.Tのドゥーンがめちゃめちゃドゥーンて来る。低域は足元のウーファーから出てるのにハイハットやスネア、そしてボーカルは目の前に見える不思議。
- Better togetherも、定位がビシバシ来てる。あんまり艶感みたいなのは無いけど。
- 心を開いては当然気持ち良いね😇
- M@STERPIECEは凄いな…イントロからしてピアノやトランペット、トロンボーンもコンガも誰がどこにいるのか明瞭。当然伊織と亜美も別の場所に立ってる、しゅごい…
- サテライトスピーカーとサブウーファーの役割分担が完璧すぎて凄まじい定位を実現している。でも周波数特性で見るとサテライトとサブウーファーのつながりが悪く、低音出過ぎてバランス悪いみたいなお茶目な一面もある。
⑥iLoud Micro Monitor
さんざん引っ張ったけど、今回購入したのはこちら。
- L.O.Tがドゥーンって来る!下手なサブウーファーと同等程度出てる感じがする。
- Better togetherで変な共鳴は一切なし。ギターの弦を引っかくニュアンスもちゃんと聴こえる。
- 心を開いてで心がめっちゃ開く!!周波数特性がフラットに近いんだろうなあって感じる。MDR-7506に近い聴こえ方。
- M@STERPIECEで!真ん中やや右と左にいる伊織と亜美が!聴き分けられる!
- この機種だけ使い勝手に関するめももしておく。Bluetooth接続可能なのは便利だが、ライン入力より明らかに音質が悪くなるのは残念。BTとラインの差が聴き分けられる性能があるとも言う(?)
- ちゃんとツイッターを耳に向けて設置すると素晴らしいレンジと定位で聴けるんだけど、スイートスポットを外れるとてんでダメ。いやダメでは無いんだけど元が良いから落差が激しい感じ。
- というわけで、BGM用途のゴロ寝リスニングにはそんなに向いてないと思う。BOSE製品群がその辺の柔軟性ありすぎなので比較するとiLoudの特性が際立つのかも。
総評
- 低域が下まで出てる度: iLoud > MM-2 > 101IT > SoundlinkⅢ > Soundlink mini2 = Companion2
- 定位がビシっとくる度: iLoud = MM-2 > Companion2 > 101IT > SoundlinkⅢ = Soundlink mini2
- 変なクセが無い度: iLoud >> Companion2 ≒ 101IT > MM-2 > Soundlink mini2 > SoundlinkⅢ
BOSE達のキャラクターが全然違くてバラエティ豊かなことに気づいた。あるものは低音が出て、あるものは定位がビシっとくるみたいな。
そしてiLoud Micro Monitorは全部の観点でいい。低音出るし定位も正確だしついでに高音も出てるし多分周波数特性は一番フラットなんだろう。ただしリスニング用途には意外な弱点があって、モニターとして使ってみないと真価はわからなさそう(そりゃそうだ)。
おしまい。
BOSE Companion2 ジャンクスピーカー修理
多分音が変わってるのでしょうけれどお排泄物耳には違いがわからない程度に治せましたわ(eお嬢様)
ジャンクスピーカーBOSE Companion2購入
今回治すのはハードオフでX00円で購入したBOSE Companion2。学生の頃に売ってるのを見たから…発売は2005年前後かな?当時まだM3とかSoundlink miniとか無かったから、この小ささで低音がすげえ!さすがボーズ!ってなったやつだ。
ジャンクの症状は「右スピーカーがボゴボゴ言う」というもの。接触不良とかなら楽勝だな〜と思って買って帰った。
故障箇所特定
鳴らしてみると、確かに右がボゴボゴ言う。低音が割れてる感じ。
写真撮り忘れちゃったけど、殻割りはフロントパネルがツメで嵌ってる(上1、左右各2、下1)のと両面テープでくっついてるので、ヒートガンで温めながらヘラを突っ込んでこじ開ける(上から順にやると楽)。
スピーカーユニットとご対面すると画像の有様。エッジが裂けてしまっている。これではまともな音がしないのもさもありなん。
修理方法の検討
通常エッジがボロボロになったらエッジ交換するようだが、サイズが合うエッジの入手や交換作業がかなり難しそうだったため、より簡単な修理方法を試してみようと思った。エッジがまだ崩れず残っている状態なら、液体ゴム(乾くとゴムになる)を塗布してエッジを厚くしてあげることで修理できるらしい。早速買った。
では作業開始。エアダスターでホコリを飛ばして、アルコールティッシュで汚れを拭…
ギャー!!拭いたことでエッジにトドメを刺してしまいボロボロに崩れ去った😭
これでは液体ゴム作戦は不可能。仕方ない、やりたくないけどエッジ交換に切り替えよう
…
交換部品を用意
まず修理部品としてエッジを購入。サイズにめちゃくちゃ迷ったけど、スピーカーユニットはエッジ含めて約60mmなので、近そうな2.5インチ(外径63mmにした。
https://item.rakuten.co.jp/techspace/201808spp0101/?scid=wi_ichi_iphoneapp_item_share
あとはエッジを貼り付けるボンド。音響のことを考えると色々あるらしいけど、とりあえず金属にもつく木工用ボンド(?)みたいなものを使うことにした。
https://www.amazon.co.jp/dp/B002YKV1IY/
修理開始
まずは作業しやすくするためにスピーカーユニットのみ取り外す。
変わった結線になっていて、長い端子に導線をぐるぐる巻き付けてある。ハンダ付けなし。どういう意図なんだろう…わからないど導線をほどいてスピーカー取り外し。
そしたらボロボロになったエッジを取り除く。デザインナイフとかでコーン紙に残ったやつも削るように取り除く。
ガスケット?も剥がして接着面をきれいにする。これが大変だった…
まずガスケットはヒートガンで温めれば剥がせるが、ボール紙のミルフィーユみたいな構造なのでどうしても途中の層が剥離する。さらにスピーカー側に残ったノリが強力で、地道にデザインナイフで綺麗にするしかなかった(ていうか綺麗にするのは諦めた)。
古いエッジを取り除いたらいよいよ新しいエッジを貼り付ける。
ここで【悲報】調達した2.5インチのエッジがちょっと小さい件。
まあエッジなんて隙間なく接着できてセンター出ていれば多少サイズ合わなくても大丈夫やろしらんけど…の精神で行く。まずはエッジの内周にボンドを筆塗りして、コーンと貼り付け。
コーンとエッジを貼り付けた時点では大分隙間が開いてたので、隙間にボンドを塗り込んでいった。
エッジ内周とコーンがついたら、外周とスピーカーのフレームをボンドで接着していく。この時点でガスケットもボンドで貼ってしまうこととした。
重石をして乾くの待ち。
乾いたらスピーカー本体に組み付けていく。
(組み付けの写真撮るの忘れた)
完成!
修理後の動作確認
改めて、右が修理した方。
エッジ交換により音にどれだけ変化があるのか?修理した右と未修理の左を比較すれば修理前後の差が(参考程度に)わかるかな🤔
というわけで左右の周波数特性を(簡易的に)測定した。
👆は左スピーカー(未修理)
👆は右スピーカー(修理後)
修理後は50〜60Hzあたりが落ちている気がする。ボーズのアイデンティティたる低音が減るなんて、修理失敗か…?
と思うも、クソ耳の聴感上はどっちも違いがわからないのでヨシ!勝利です!
ampeg BA-110 v2修理: 修理編
原因究明編はこちらhttps://bigmactaro.hateblo.jp/entry/2021/11/15/013901
スピーカーユニットの故障と特定できたベースアンプ。さてどうするか。
- スピーカーユニットを修理する? →無理。のりでくっついたコーンをバラして元に戻すのはオレには不可能。
- スピーカーユニットを純正に新品交換する? →代理店(ヤマハ)に問い合わせたところ、分解を伴う修理に使う交換部品は出してない。メーカー修理は約1万円との事。
- 互換性のあるスピーカーユニットに交換する? →採用。
スピーカーユニットの選定
まずは純正仕様の確認。マニュアルには「10インチ、4Ω」とある。
合わせてアンプの出力とインピーダンスも確認、40W 4Ω。多分これは定格で、MAXでも80W程度だろう。
ここで使えるスピーカーのチェックポイントを。
- 物理的なサイズが合っててアンプ(キャビネット)に取り付けできること。
- スピーカーのインピーダンス(Ω)がアンプと同じか大きいこと。アンプよりスピーカーのインピーダンスが大きいと音量が小さくなるが壊れはしない。逆にアンプよりスピーカーのインピーダンスが小さいとアンプが電流を多く流そうとしてアンプが壊れる。
- 最大許容入力がアンプの最大出力より大きいこと。
- また、周波数特性が用途に適していること。ベース用のユニットで探せば問題ないかと。
で、選定。意外と4Ωのベースアンプ用ユニットって無いのね…。選択の余地はほぼなく、EMINENCE LEGEND BP102-4に決定。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/154470/
また会ったなお姉さんよ。
必要な部品を揃える
今回スピーカーユニット以外に必要だったのはギボシ端子(メス)250型が1個。
元のユニット(画像)はマイナス側(黒)が細いギボシなんだけど、新しいスピーカーはマイナスプラス共に太い(250型?)端子だったのでマイナス側のギボシ端子を交換した。
…というのはユニットが届いてから気づいたのでホムセンに買いに走った。まあハンダ付けでもいいんだけど。
交換する
さて交換。必要な工具はドライバーと電工ペンチ。
取り付ける前に純正ユニット(左)とEminenceのユニット(右)を比較。マグネットでかい。大きいは正義。
表側はあんまり変わらな…ああ!ネジ穴が4→8個に増えてる!!(知ってた)
純正が4つネジで十分としてるので交換品も4つだけネジ止めする事にする。まあダメだったら後から穴開けてネジを足せばいい。
マイナス側ギボシ端子を交換して、スピーカー繋いで…
完成!
音もちゃんと治っていい音してる!やったぜ(出費から目を背けて)。
コーンがちょっと青味のある色でカッコいいかも😇
まあ網をつけたら見えないんですけどね。
おしまい