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ampeg BA-110 v2修理: 原因究明編

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メ◯カリでジャンクアンプを掴まされて涙が出ちゃう 女の子だもん

 

症状

Ampegのコンボベースアンプ BA-110 V2について、普通に弾くと、出音がバリバリ割れる。剛性の弱い箱が共振してるような音。

各種ツマミをいじってもノイズは出ない。音量を上げても下げても弾けばバリバリする。

 

原因の切り分け

こういうのは出力側から追え(ストリートジャンカー協会教本より引用)。

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ナイスな事に説明書には回路図が載っている。

1.ヘッドホン端子にヘッドホンを繋いでみる

回路図右下のPHONES STEREO1/8"がヘッドホン端子。

ヘッドホンではバリバリしない。

→故障箇所はヘッドホン端子より下流、つまりリミッター、パワーアンプまたはスピーカーユニットに絞れる。

 

2.スピーカーユニット単体を別アンプで鳴らしてみる

アンプの検査は大変なので、先にスピーカーユニットを検査する。

バラすわよ!

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サランネットはマジックテープでくっついてるので剥がす。バリバリー。

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ユニットはネジ4本で固定…と思いきや全周が両面テープで貼り付けてあり手強い。

ヒートガン(なければドライヤー)で暖めてヘラを差し込んで剥がす。

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剥がれた。

なんかホチキスの芯が2個もくっついてたんですけお…

なおホチキスを取り除いてもバリバリは消えない。

スピーカーケーブルは平ギボシ接続なので取り外して、スピーカーユニットを別のアンプに接続する。今回は適当なオーディオアンプを使用。

→バリバリする!スピーカーユニットが原因。

 

原因特定: スピーカーユニットが㌧㌦

ジャンクを掴まされた心の傷は癒えないが、まあ原因究明は簡単でヨカッタ。

次回「修理編」、デュエルスタンバイ!