けいおんのラジカセ: SONY CF-1980MarkⅡ ベルト交換
ラジカセ修理の花形といえばベルト交換だよね(?)
やってみたら正解ルートは意外と簡単だったけど、正解に辿り着くまでに試行錯誤をしてしまったのでここに書き留めておく。
今回やること
SONY CF-1980 MarkⅡに3本あるベルトのうち、テープの走行に関係ある2本を交換する。
残りの一本は表のカウンター用だが、これは交換作業が面倒で再起不能になるリスクがありそうなのでやらない。
必要なもの
工具:プラスドライバー、マイナスドライバー、ピンセット
部品: 交換用のベルト。
今回は適当なやつをAmazonで調達した。
下記のサイトに正しいサイズが書いてあるので参照されたし。
CF-1980の修理 (2): SONYラジカセ 「CF-1980」購入記
※上記サイトではベルト交換の際にテープメカの取り外し(大変な作業)をしているが、ベルト交換だけならそれは不要。
分解する
①裏蓋を外す
下図の6箇所のネジを外すとバコっと取れる。
②基盤を開く
下図2つのネジを外す。
すると基盤が扉のように開く。
③板1を外す
基盤を開いたところ。
下図2つのネジを外す。
※画像ではリーフスイッチを外しているけど外さなくてよい。
④板2を外す
下図3つのネジを外す。
マイナスドライバーが必要。固いので舐めないように注意。
これでベルトとご対面。
ベルト交換する
①ベルトを外す
下図2本のベルトを外す。
劣化しまくってノビノビのノビになってた…
②新しいベルトをつける
取り外したベルトを参考に、適切なサイズのベルトを選定する。
下図、上が古いベルトで下が新しいベルト。
なお2本のベルトは径が異なる。
で、元通りにベルトを取り付ける。
ピンセットが必要。
テープ走行スピード調整
テープを再生してみて速度がおかしい場合、下図の位置にある半固定抵抗をマイナスドライバーを突っ込んで回して調整する。
拡大図。
満足いくまで調整したら元通りに組み立てて完了。
なおベルトは束で売ってるので一度買うと一生分ラジカセ修理できる量が手元に残る🤔
おわり