ampeg BA-110 v2修理: 修理編
原因究明編はこちらhttps://bigmactaro.hateblo.jp/entry/2021/11/15/013901
スピーカーユニットの故障と特定できたベースアンプ。さてどうするか。
- スピーカーユニットを修理する? →無理。のりでくっついたコーンをバラして元に戻すのはオレには不可能。
- スピーカーユニットを純正に新品交換する? →代理店(ヤマハ)に問い合わせたところ、分解を伴う修理に使う交換部品は出してない。メーカー修理は約1万円との事。
- 互換性のあるスピーカーユニットに交換する? →採用。
スピーカーユニットの選定
まずは純正仕様の確認。マニュアルには「10インチ、4Ω」とある。
合わせてアンプの出力とインピーダンスも確認、40W 4Ω。多分これは定格で、MAXでも80W程度だろう。
ここで使えるスピーカーのチェックポイントを。
- 物理的なサイズが合っててアンプ(キャビネット)に取り付けできること。
- スピーカーのインピーダンス(Ω)がアンプと同じか大きいこと。アンプよりスピーカーのインピーダンスが大きいと音量が小さくなるが壊れはしない。逆にアンプよりスピーカーのインピーダンスが小さいとアンプが電流を多く流そうとしてアンプが壊れる。
- 最大許容入力がアンプの最大出力より大きいこと。
- また、周波数特性が用途に適していること。ベース用のユニットで探せば問題ないかと。
で、選定。意外と4Ωのベースアンプ用ユニットって無いのね…。選択の余地はほぼなく、EMINENCE LEGEND BP102-4に決定。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/154470/
また会ったなお姉さんよ。
必要な部品を揃える
今回スピーカーユニット以外に必要だったのはギボシ端子(メス)250型が1個。
元のユニット(画像)はマイナス側(黒)が細いギボシなんだけど、新しいスピーカーはマイナスプラス共に太い(250型?)端子だったのでマイナス側のギボシ端子を交換した。
…というのはユニットが届いてから気づいたのでホムセンに買いに走った。まあハンダ付けでもいいんだけど。
交換する
さて交換。必要な工具はドライバーと電工ペンチ。
取り付ける前に純正ユニット(左)とEminenceのユニット(右)を比較。マグネットでかい。大きいは正義。
表側はあんまり変わらな…ああ!ネジ穴が4→8個に増えてる!!(知ってた)
純正が4つネジで十分としてるので交換品も4つだけネジ止めする事にする。まあダメだったら後から穴開けてネジを足せばいい。
マイナス側ギボシ端子を交換して、スピーカー繋いで…
完成!
音もちゃんと治っていい音してる!やったぜ(出費から目を背けて)。
コーンがちょっと青味のある色でカッコいいかも😇
まあ網をつけたら見えないんですけどね。
おしまい